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2023年最新版『RPA』の導入で建設業の事務作業効率を大幅に向上させよう。

多くの企業がDX化に注目している今、建設業界でも順次DXを取り入れる企業が増えています。そんな中、最も最新の技術を使った方法をご存知でしょうか?

一般的に建設業のDX化はICTやAI技術などを活用したものが多いですが、それらとは違う『RPA』の導入が注目を集めています。

RPAとは一体何なのか?どのような効果をもたらしてくれるのかを徹底解明してみましょう。

RPAとは?

RPAは(Robotic Process Automation)の略であり、ITシステムの1つです。事務系の定型作業を自動化・代行するツールで、単純作業をコンピューターのソフトウェアを通してロボット化するように自動化させることを言います。

それによって作業効率を上げ、人の手だけでなく、ロボットを間に挟むことでヒューマンエラーを無くすことができます。主にデータ入力などに採用している企業が多いです。

RPAの持つ機能について

様々な機能を持つRPAですが、実際にどのような機能があるのでしょうか?以下にまとめた機能一覧はRPAのごく一部の機能となりますが、最も代表的なものを挙げました。RPAの性能を理解してどんな活用ができるのか見てみましょう。

①レコーディング機能

マウスの動きやキーボードの操作を記憶し、同じ動きを自動で操作してくれる機能です。これにより事務作業やデータ入力、見積書の作成といった単純作業を自動化することができます。パソコンを使用する作業を得意とするRPAの代表的な機能と言えるでしょう。

②スクレイピング機能

インターネット上にある様々な画像データやテキストを取り込んでくれる機能です。資料作成などに活用することができます。

③タイムスケジューリング機能

RPAを稼働させたい時間を指定することができ、任意の時間に作業を実行させることができる機能です。一度時間を指定すれば自動で作業を開始してくれるので、作業状況に応じて使用したり、時間管理がしやすくなります。

④トリガー機能

タイムスケジューリング機能と似ていますが、トリガー機能は指定した動作をきっかけとして作業を実行させることができる機能です。例えばアプリ上のとある操作をしたと同時に自動で作業を行うようにしたりと様々な応用を効かせる事ができます。タイムスケジューリング機能と併せて使う事が多いです。

この他にも多くの機能があり、人の手で行う作業に同期させて別の作業を同時に進行させることができるので作業効率を大幅に向上させることができます。

RPAの種類と特徴

RPAには『サーバー型』『クラウド型』『デスクトップ型』の3種類が存在します。それぞれ特徴を持っているので、自社にとってより扱いやすいものを選ぶとよいでしょう。それぞれの特徴について見てみましょう。

『サーバー型』

それぞれのロボットをサーバーで管理できるRPAです。3種類あるRPAの中で最も多くのデータやルールを一括管理することができます。

『クラウド型』

インターネットを経由してブラウザ上でロボットを管理するRPAです。比較的費用を抑えやすく、すぐに効果を期待できる反面、他のRPAよりも連携や自動化できるものが限られてしまうデメリットがあります。

基本的な部分は問題なく使用することができるので最初の導入として選ばれる事が多いRPAです。

『デスクトップ型』

パソコン1台につき1つのロボットを管理するRPAです。一括管理はできないものの、サーバーを借りる必要がないのでコストを抑えることができます。パソコンを使用する人が使いやすいように管理できるメリットがあります。

担当者レベルで管理したい場合はデスクトップ型ツールがおすすめです。

RPAの導入によりできること

RPAを導入すれば、データの自動共有や申請書等の必要書類の自動作成、メールや伝達の一斉送信、案件の一元管理など様々な面で活躍を期待することができます。また情報収集にも非常に長けているので、常に新しい情報を仕入れることもできるでしょう。

これからの時代、事務作業には必須となるITシステムと言えます。複雑な経理や総務を伴うバックオフィス業務は人的ミスが発生しやすいですが、RPAの導入により正確で迅速な作業をすることが可能になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?従来であれば時間のかかるような作業もRPAツールを導入すれば、様々な処理を自動で行なってくれます。

RPAは24時間稼働させることも可能であり、時間のかかるデータ入力や事務作業も出勤前や退勤後に処理させることができるのも魅力の1つです。

ヒューマンエラーの心配もなく、迅速に処理してくれるのでトラブル防止にも繋がります。メリットが多く、今注目の最新の技術ですのでぜひ導入を検討してみて下さい。

最後までご覧いただきありがとうございました。