建設業界における2024年問題とは?
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「建設DX」とは、建設業界にデジタル技術を取り入れることで業務や組織に変革をもたらすことを意味しています。
なぜ建設業界で急務にDX化が求められているのか?
そこには建設業界の課題が背景にあるのです。
建設業は他業種よりも高齢者の割合が多く、60歳以上の技能者は全体の約4分の1を占めており、10年後には大半が引退することが見込まれています。伝統的な技術を次世代につなぐことができない技術継承問題が懸念されています。
デジタル技術を活用することで業務効率化を図り、少ない人手で生産性の向上が見込めれば若手育成に時間を充てることが可能になります。また、技術のデータ化・経験の共有をクラウドで保存し継承することもできるでしょう。
上記でお伝えした人手不足もあり、1人ひとりに対しての業務負担が重くなりがちです。
いまだに手作業が多く存在し、工期に間に合わせるための長時間労働が発生することで離職率も高まりやすくなっています。
システムや機械に任せる業務が増えれば、1人に対しての負担も減り長時間労働の解消につながるでしょう。内部事務のクラウド化が進めば煩雑になりがちな書類作成や情報共有への時間を減らし残業時間を減らす効果が見込まれます。
高所での作業など危険が伴う場所での作業が多く、事故も多く発生しています。
厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課が発表した「令和3年の業種別死亡災害発生状況」によると、死亡者数は建設業がトップになっています。
参照:厚生労働省労働基準局 安全衛生部安全課「令和3年 労働災害発生状況」
危険箇所の目視や点検作業をドローンを使うことで作業員の安全を確保しながら作業することができます。また、AIを活用することで現場での事故やミスを自動検知したり、無人での操作が可能になるなどの自動化も進められています。
このように建設業界が抱える課題は、デジタル技術を取り入れることで課題解決の糸口がみえてくるのではないでしょうか。
しかし、急に高度なシステムを導入しても使いこなせるのか不安に思う方も多いのではと思います。まずは業務の見直しやデジタル化することで業務効率出来るところがないか整理してみるのはいかがでしょうか?
DX化への最初の一歩として現場の管理や書類の一元化ができる現場管理システムがおすすめです。シンプルで使いやすい現場管理システム「楽っとキューボ」をぜひご活用ください!