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現在、建築業界では業務におけるIT化が進んでいますが、「建築業」と「IT技術」はもともと正反対なイメージがありました。しかし、新型コロナウィルス感染症流行後、「建設業界」はデジタル化に向けた取組が増加しています。
新型コロナウイルス感染拡大による影響で「工事の延期や中止」「資材の遅延・廃止」などが発生し、それにより「受注数の減少」や「従業員数の不足」など、業務に支障をきたすようになった建設会社も少なくありません。
この問題を解決するために多くの建設会社は「業務効率化」「人手不足」などの見直しを視野に入れ、その手段のひとつとして「IT技術の導入」が掲げられるように、「働き方改革への取り組み」に変化が起きています。
中小企業庁によるデータによると、近年、業界に関わらず「人事」や「経理」関連のITツールの導入が以前よりも進んでいます。そんな中「建設業」では、「生産管理」や「業務管理」といった業務効率化に関連するシステム導入が進んでおり、全体の約8割が「既に導入済み」もしくは「導入を検討している」ことがわかりました。
また、「ITシステム」といっても様々な種類がありますが、その中でも中小企業では特に「クラウドサービス」を利用した導入率が半数以上を占めているようです。クラウドサービスは自社でサーバーを保有する必要がなく、利用するデータ量や人数などに応じて費用を支払うことから、従業員数がそこまで多くない企業だと低コストで導入可能な点が、選ばれる理由のひとつになっているのではないでしょうか。
それでは、建設業のIT技術・デジタル化の推進にはどのような課題があるのか見ていきましょう。
業種によって特有の課題は色々ありますが、建設業は「アナログな文化」「価値観の定着」「従業員のITリテラシー不足」などが課題にあげられます。特に建設業界は高齢化が進んでおり、これまでのやり方を変えることができず、システム導入を躊躇している会社もまだまだ多くいらっしゃいます。
このように高齢化が進んでいる建設業界ですが、10年後には高齢技術者の大半が引退してしまいます。そのため、若者の育成と中長期的な技術者の確保が課題となってくるでしょう。
これらを解決するために、IT技術の導入はかなり有効的だとされています。
建設業のDX化については以下記事に詳しく解説しておりますので、併せてご覧ください。
DX化って本当に必要?「建設DX」についてはこちらをご覧ください。
「IT技術」という言葉自体で難しそうと思う方や、変化を嫌う方もいらっしゃると思いますので、ここでは「IT技術導入でのメリット」をご紹介します。
ぜひ参考にしていただき、IT技術の導入を検討してみてください。
工事に関するすべての情報をクラウド上で管理すれば、必要な時に必要な情報を従業員が瞬時に確認することができます。情報の伝達がスムーズに行えることで作業効率を向上させることができます。
資料や書類の作成時間も短縮できるので作業全体の効率化を図れます。たくさんの書類を現場などをコピーして持ち運ぶ手間もなくなるので、重要なものを紛失してしまったりどこに行ったか分からないという問題も防止できます。
誰がどの作業をしているのかが一目でわかるため、従業員ごとの状況把握もしやすくなります。クラウド上の業務効率化システムでは、作業員の勤怠管理もできるため、従業員が多かったり持っている現場が多い会社であると非常に役立つでしょう。
クラウド上の業務効率化システムでは、従業員の出勤退勤もシステムで完結することができます。今まで一度タイムカードを押してから現場に向かっていた場合、会社に出勤する必要がなくなるので、移動時間の削減に繋がります。また、インターネットを介して会議、打ち合わせを行うことで、集まる手間やコストがかからなくなります。
現場管理システム「楽っとキューボ」は建築・建設業向けの業務効率化システムです。勤怠・現場・業者の管理を一元化でき、管理業務のストレスを軽減します。
また、シンプルな設計と画面により、パソコンやスマートフォンの操作に不慣れな方や、高齢の方でも簡単にお使いいただけます!
「システム導入を検討しているけど、そこに時間を割くことに躊躇してる」
「導入しても使いこなせるか不安」
「年配の従業員が多いので操作を覚えてもらえるか心配」
そんな建設業者様はぜひ一度「楽っとキューボ」の操作をお試しください!
時代の流れに遅れを取らないためにも、IT技術・システム導入に向けて、少しずつ出来ることから始めていきましょう。ゆくゆくは業務の中身ががらりと変わり、未来を切り拓くことが出来るかもしれません。