昨今よく耳にする「業務改善」。
言葉としては見覚え、聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際どんなことを業務改善と呼ぶのか、自社が取り組めているのか、までご存じの方は少ないかもしれません。

業務改善とは、「既にある工程や作業を、時代や社会状況の変化に合わせて改善し、より良い状態に持っていくこと」を指します。

そこで今回は、業務改善を行わないとどんな問題が出てくるのか？どんな形で業務改善していくのがよいのか？についてお話いたします。

建設業の現状と課題

まずは、建設業の現状と課題について確認してみましょう。
建設業の問題として、大きく三つ挙げられます。

まず一つ目は「人材不足」です。

人口減少に伴い、全業種的に人材不足で悩む企業が増えています。
その中でも、「力仕事で体力的にきつい」「定時で帰れない」「古い文化が根強く残っている」といったイメージを持たれている建設業はそのあおりを強く受けている業種の一つだといえます。

国土交通省が出したレポートによると、建設業者数はピーク時から約21％減、建設業就業者数はピーク時から約30％減と、数字としても現れています。

二つ目は「就業時間の長さ」です。

古い文化が根強く残っている建設業では、紙やホワイトボードといったアナログ管理をしている企業も多く、それによって現場から帰った後も報告業務などが残っており、結果的に就業時間が増えてしまう傾向にあります。

しかし、来年から働き方改革関連法が建設業にも適用されることもあり、就業時間の見直しは急務といえます。

三つ目は「現場・対面主義」です。

大手ゼネコン等ですとオンラインを駆使した打ち合わせを行っている会社も多く見受けられますが、中小企業だとまだまだ対面主義にこだわる風土が根強く残っています。

現場に実際に行って確認、それを事務所に帰って直接報告する。といった対面主義が、先述した就業時間の長さにも関わってきてしまっています。

では、これらの問題を解決する「業務改善」とは、一体どのようなものがあるのでしょうか？

建設業の業務改善　種類と実践方法

業務改善と一口に言っても、業種や業態に合わせて色々な方法が提案できるでしょう。今回はその中でも建設業の業務改善にオススメの方法をご紹介いたします。

①勤怠・日報などのオンライン対応

「勤怠の打刻の為に事務所に一旦出社してから現場へ向かう」
「日報を書くために現場が終わったら事務所に帰る」

こういった手間、時間的コストを削減するために必要なのが勤怠・日報などのオンライン対応です。お使いのスマホから簡単に打刻、日報送信ができるようになれば、無駄な行き来を軽減させることができます。

②案件情報・現場状況のオンライン共有

案件情報をオンラインで確認できるようになれば、図面を印刷して持っていく手間やコストを削減することが可能になります。
また、現場にいる方から状況をオンラインで共有いただくことで現場へ出向いて確認するといった時間も軽減され、営業活動や別の業務に時間を割くことができるようになります。

③情報の一元化

色々な情報をオンラインで共有できるようになったとしても、情報がバラバラになっていると探し出すのに無駄な時間を要してしまいます。

そこで必要なのが情報の一元化。
勤怠・日報・案件情報・現場状況・現場とのやり取りなどを一元化して管理することで、管理者の手間が激減します。また、現場へ向かう方も、スマホ一つ持っていけば必要な情報を参照できるので、無駄な往復が減少するでしょう。

建設業の問題は、ITツールが解決の鍵に！

先述したように、ITツールを駆使して業務改善を行うことで、建設業の抱える問題を解決に近づけることができるでしょう。

とはいっても、「建設業向けのITツールはたくさんあってどれを使えばよいのか分からない…」といった方も多くいらっしゃると思います。

ITツールを選ぶ上で意識していただきたいのが、

・機能が自社に合っているかどうか
・無料でお試しができるかどうか
・使いやすい仕様になっているか

といった点です。

せっかく高いお金を払って導入したとしても、自社で使わない機能ばかり揃っていても意味がありません。また、逆に無料だからといって自社でほしい機能が揃っていなくても使わなくなってしまうでしょう。システムの仕様も大切で、使いたい機能がすぐに引き出せるようになっていないと、使いづらくてすぐにやめてしまうといったケースも多くあります。

最近では、無料で製品版と同じ機能を利用できるシステムもあります。
そういったシステムをいくつか試してみることで、自社に合ったシステムを見つけることができるでしょう。

業務改善にはシンプルで使いやすい建設現場専門ツール「楽っとキューボ」がオススメ！

建設業業務改善ツールとしてオススメの一つが、「楽っとキューボ」です。

シンプルで使いやすいシステムで、普段スマートフォンをお使いの方であれば難しいマニュアルや導入時の説明は必要なくお使いいただけます。

勤怠管理・案件管理・チャットでのやり取りなどが一元で行えるので、面倒な管理業務が驚くほど簡単になります。過去案件の情報集約も出来るので、紙を印刷したりファイリングするコストも削減できます。

ご導入頂く前に無料で1ヶ月間お使いいただけますので、「どんな機能があるの？」「自社に本当に合っているの？」といったお悩みを解消していただけます。

また、お客様の実際のお声を基に年に2-3回程度大幅なアップデートも実施。使っていく中で「こういった機能があったらより便利になるのにな」といったご意見をお伝えいただくことで、より貴社にピッタリのシステムとなっていくかもしれません。

貴社の「求」めるご要「望」にお応えするシステム楽っとキューボを試してみるのはいかがでしょうか？

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まとめ

「人材不足」「就業時間の長さ」「現場・対面主義」といった課題を解決するために、業務改善に取り組む企業は増えてきています。

簡単に始められるパッケージ型システムも多く展開されていますので、貴社に合ったシステムを見つけ、課題解決への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。